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校長室だより
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2017/07/24

【校長室だより】 第1学期終業式講話

| by:管理者
平成29年7月21日(金)  体育館午前10時
 全校生徒の皆さんおはようございます。
 1学期、皆さんの全力さわやかな取組がありました。お陰様で1学期が無事に終わります。生徒の皆さんに感謝をします。ありがとうございます。
 皆さんは、この1学期、学習面や部活動、その他において、それぞれが成果を得たものと思います。一方、やり残した事や課題はどうでしょうか。
 PDCAサイクルというものがあります。Plan(計画)→Do(実行)→ Check(評価)→Action(改善)のサイクルです。計画し実行して評価を行い、改善していく業務管理の手法です。学期末、皆さん自身で評価を加え、今後の一層の改善に繋げて下さい。
 明日から夏季休業になります。「夏を制する者は受験を制する」という言葉が古くからあります。特に3年生は、いよいよ正念場です。これまでの努力で得た成果や培ってきた精神力・集中力、それらを、今こそ、発揮するときです。現時点で学習面での結果が出ないからといって、簡単に目標を下げたり、安易な方向に流れることのないよう、自分の力を信じ、初志貫徹の気持ちを持ち、夏休みを有効に乗り切って下さい。夏を制するということでは、1・2年生も同じです。勉強や部活動より楽しいものはたくさんあるのかもしれません。それに比べ勉強や部活動はつらく苦しいものです。夏休みは、学校で決められた予定の中で過ごしていた、これまでとは違います。自分のペースや考えで物事を進めなければなりません。まさに自分が試される時でもあります。大きく伸びる人がいる反面、自分の甘さから怠惰になったりする場合があります。言うまでもなく自分に厳しくなれる人に成果が付いてきます。夏休みの取組で、皆さん一人一人が持っている素晴らしい素質をさらに伸ばして下さい。
 最後になります。作家で精神科医の加賀 乙彦(かが おとひこ)さんがその著書の中で言っています。「辞書には、成功の反意語は失敗とあるが、人生で成功の反対の意味は、チャレンジしないことである」そのように述べています。皆さん、1つ上の目標に向かってチャレンジして下さい。
 この夏休み、皆さんが健康で安全に過ごし、皆さんの取組が2学期以降の目に見える成果、そして成長に繋がることを期待しています。
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平成28年度、27年度 校長室だより
校長室だより
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2017/03/31

校長室だより 「三太郎人生/お世話になりました」

| by:浦部 光生

 明日から4月です。最後の校長室だよりをお届けします。(生徒会誌「まほろば」に掲載したものです。)
 
 CM総合研究所が発表した企業別CM好感度ランキングでは、2年連続で「三太郎」シリーズの携帯電話会社が首位でした。白犬が出てくる「白戸家」(別の携帯電話会社CM)が2年連続2位ですからコミカルなシリーズもののCMが視聴者の印象に残りやすいようです。

 「三太郎」では桃太郎、浦島太郎、金太郎に加え、かぐや姫・乙姫や鬼、花咲爺さんなどが登場して昔話でお馴染みのキャラクターが勢ぞろいです。同シリーズを手掛けた電通のクリエーティブディレクターは「最初に『新しい自由を』という依頼のコンセプトを聞き、既成概念を壊すという意味だと思った。昔話で、誰もが知っている3人の太郎が友達だったらと考えた。」と述べていました。さすがクリエーティブです。

 かつて、JAXAの宇宙飛行士選抜試験で「あなたは桃太郎と浦島太郎のどちらが好きですか?」という質問が出たそうです。桃太郎には、鬼退治という明確なミッションがあります。それを実現するために、自分の力を補うイヌ・サル・キジとチームを組みます。目標に向かってしっかりと突き進み、合理的です。桃太郎は自分を客観視する能力と、リーダーシップとを兼ね備えています。

 一方、浦島太郎は深く考えずに亀の誘いで海の中に向かい、接待を受けて竜宮城で楽しみますが、急に帰ると言い出します。そして、開けてはならない玉手箱をもらってきて(楽観的ですね)、しかも開けてしまう無邪気さがあります。考えてみれば行き当たりばったりです。

 宇宙飛行士にはどちらが向いているのでしょうか。浦島太郎タイプだそうです。浦島太郎は好奇心旺盛、かつ、予期できない変化を柔軟に受け入れる所があるからだといいます。宇宙では、想定外のトラブルが次々と起こります。それらに柔軟に、かつ、適正に対応していく能力が問われるのです。宇宙飛行士には責任感と同時に、何が起きるか予測できない状況でもそれを楽しめる浦島太郎的要素をもった人が向いているということです。 

 ところで金太郎は実在説があります。足柄山で熊と相撲をとり、斧を持ち一生懸命働き、母に孝行する元気で優しい子です。成長したのち、足柄峠にさしかかった源頼光(清和源氏3代目)と出会い、その力量を認められて家来となり、坂田金時と名のって、頼光四天王の一人となったといいます。金太郎には他にいくつも伝説が存在しますが、父亡き後母を助けたまじめな青年が出世した成功物語です。

 明確な目的を掲げて、果敢に挑戦し、それを実現した桃太郎は、受験生にはあやかりたいヒーローです。金太郎も尊敬できる成功人生です。しかし、私ぐらいの年齢になると、海を眺めつつ人生を終える老浦島太郎の穏やかさも捨てがたいものがあります。学生時代は桃太郎、社会人になったら金太郎、引退後は浦島太郎という人生もいいですね。
 
 今日で定年退職です。お世話になりました。熊谷西高校をこれからもよろしくお願いします。


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